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エキスパートpythonプログラミング
Tarek Ziade発売日:2010-05-28
登録ユーザー:1user
カテゴリ:本
アスキー・メディアワークス
定価 ¥3780
amazon価格¥3780 中古価格 ¥6892 から
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EXPOレビュー
amazonでのレビュー
レビュー数 1件Pythonハッカーになるために必要な事を網羅的に紹介した本/夕凪 ★★★★★
Pythonを始める前からJavaやC++を使った経験があり、Pythonは標準のチュートリアルやライブラリリファレンスを読めば入門書の必要を感じなかったので今までPythonの本を買ったことがありませんでした。
しかし、この本の原著を紹介されて、今まで歯抜けだった知識の間を埋められた気がします。日本語訳ではさらに最新の情報へのアップデートや間違いの修正が行われていて、よりブラッシュアップされています。
2、3章では、今までなんとなく避けていた、with文で使うコンテキストマネージャーの作り方やメタクラスの使い方を知りました。特にコンテキストマネージャーは、リソースの寿命管理が必要になるライブラリを書く際には必須といっても良いでしょう。
4-11章では、Pythonコミュニティーで一般的に利用されている開発スタイルやツールを知りました。setuptoolsやbuildoutは今までなんとなく避けていて、できるだけ標準ライブラリだけを使うようにしていましたが、こういったツールがなぜ必要になるのかと、実際に使ってみる小さなサンプルが書かれていて、自分でも導入するきっかけになりました。
本書ではこういったツールは導入の部分しか紹介していませんが、この本の読者ならより高度な使い方や設定は自分でリファレンスを読んで調べられるでしょう。
12-13章は、最適化に関するプログラマが全員知っておく必要のある事柄が簡潔にまとまっており、また、PythonのCPUプロファイラやメモリプロファイラの使い方が簡単に紹介されていました。特にメモリプロファイラは標準ライブラリではないので、使い方を知らなかった人が多いのではないでしょうか?
14章のデザインパターンは、デザインパターンそのものについての記述はかなり不足していて、その他のデザインパターンを書かれた本を読む必要があると思います。しかし、__new__でsingletonを実装することがお勧めできない理由など、Pythonならではのデザインパターンの活用方法や実装方法はためになりました。
日本語訳で追加されたUnicodeの章は、どういう場合にUnicodeErrorが発生するのかを簡潔にまとめて、Unicodeに対応するための実践的な方法が紹介されていました。今までUnicodeErrorに場当たり的に対処してきた人はぜひこの章を読んでみてください。

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