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小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)
ジェイソン フリード発売日:2010-02-25
登録ユーザー:1user
カテゴリ:本
早川書房
定価 ¥1155
amazon価格¥1155 中古価格 ¥904 から
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EXPOレビュー
amazonでのレビュー
レビュー数 14件WEB時代の会社/blackstar ★★★★
極めてシンプルで読みやすいが、滋味に富んだ本である。今まで多くの企業は、株式公開によって多額の資金を調達し、高学歴の優秀な社員をたくさん雇い、規模を拡大することでスケールメリットを得ることを目的に成長した。もちろん、現在でも世界的製造業はM&Aに血道を上げ生き残りを図っている。だが、全ての会社が同じ道を目指す必要はない。
特に新しいアイディアに基づいて起業する人にとっては戒めとなるであろう。「本当に多機能にする必要があるのか」「資金を外部から調達する必要があるのか」「人数は多いほど良いのか」
またスタートアップではなく、サラリーマンにとっても今一度考えるべき箴言もある。「会社に泊まり込みで働くような20代の社員ばかりが良いと思っていないか」「部下を全て管理しようとしても無理」は管理職にとって考えさせられる。(ネットサーフィンして遊んでいるような部下を見てもイライラするのはやめよう)
「この変化の激しい時代に3カ月毎の経営計画がその通りにいくとは限らない」は、勘定するより金を増やす業務に邁進せよ、と私には読めた。
ITの発達、グローバル化、雇用形態の変化によって「企業の目指す方向」「働き方」は大きく変化した。著者の会社はわずか16人の社員が二つの大陸にまたがって働いており、数百万のクライアントがいる。正に常識破りの在り方だからこそ、今までの方法論にない、新しいやり方を提示できたのだろう。
何度か書いたけど、この早川書房から出ている新しい新書は日本人の著者もいいけど、海外の本の翻訳にも良書が揃っている。これもその一つ。
Basecampっていうプロジェクト管理ツールの開発で有名な37シグナルズという会社の経営者たちが書いた、仕事の進め方についての本。
薄い本で内容も非常に分かりやすいんだけど、かなり説得力のある本になっている。はじめの方で、この本は起業家を目指す人たち向け、という記述もあったが、決してそれだけにとどまらず、プロジェクト的な仕事に携わる人なら、彼らが実践して成功した手法についての記述はとても参考になると思う。
彼らの仕事のやり方は、まさにライフハッカー的。組織の規模が小さいからこそうまくいっているのかもしれないけど、迅速な対応が要求されている現代においては、大きな組織でも、この本に書かれているような仕事の進め方を取り入れる必要がありそうだ。
とっても参考になった。
内容は昔からあるビジネス書の集合体です。しかし、これだけでユニークな本ではないと判断するのは大きな間違えです。
人々が考える「常識的」な判断がおかしいことをわかりやすい例を挙げて紹介しています。 シンプルは一番だと考えている人でも、実は無駄に複雑に考えていたりします。
・問題は一番大きな問題から解決
ホットドッグ屋はホットドッグに関する事をまず解決するべき。 屋台のデザインなどはその次。
探検隊は目の前の一歩を解決するべき。
・なくせる物は無くす
サービスを減らすことにより、残ったサービスを強化する
実行されていない社是などは外す。
機械応答の電話等はない方が良い。(ホンダクリオ新神奈川で造花を置かない理由に似ている)
など、過去のビジネス書のエッセンスを新しい言葉で書かれており、初めて読む方から、ビジネス書を多く読んでいる方など全ての人におすすめ出来ます。
また、本書は会社を経営する友人などへの贈り物としても最適だと考えます。
「世界が驚異の目で見つめる」、たった16人のメンバーからなるソフトウェア企業37シグナルズ。
本拠地はシカゴにあるそうですが、メンバーの半分以上は、なんとスペイン、カナダ、アイダホ、その他5か所に分散しているから驚きです。
「やめたほうがいいものを考える」「ほかのなによりも最悪な邪魔者は会議である」「会議は会議を生み出す」「ワーカホリックは好きで働いているので、効率的な方法を探さない」そして、「外部の資金は最終手段」
・・・・etc。
こうして考えると、まだまだ無駄なことをしていると耳が痛くなりますが、規模が大きくなり、経験値を積み、軌道に乗ってくると、ほんとうに大事なことや目的を忘れしまうのかも知れません。
これまでの仕事の常識を次々と打ち破り、不可能を可能にし、大成功を収めた彼らから学ぶことは、「複雑なことをシンプルにしてみる」つまり、本当の目的は何か?価値は何か?ということ問い続けることなのでしょう。




